山口暮らしを体験してみる

先輩移住者の声

voice No 20

森次 裕之 さん

[山口市錦町]

行政書士

いつ・どこから・なぜここに?

 東京都狛江市で生まれ育ちましたが、両親とも山口出身で本籍地は山口県防府市です。パスポートの申請をして戸籍謄本を見た時に「あ、山口なんだ」と感慨を覚えました。祖父母の家があり、毎年帰省していて、小学6年生からは1人で帰ってきていました。20代の頃から「山口に帰ろう」と思っていて、東日本大震災から5年という区切りの年ということで、2016年6月に東京都調布市から1人で移って来ました。両親は東京にいますが、自分の感覚としてはUターンです。

なぜ山口でこの仕事を?

 僕が山口に移るといったら、防府にいる叔父があちこち案内をしてくれて、防府の次に山口市に来た時に「活気があっていいな」と思ったんです。県庁所在地だし、防府にもすぐ行けるという立地条件もよかった。アパートの大家さんが調布市に住んでいたことがあるというご縁もありました。

現在の状況・感想

 行政書士をしています。行政書士というのは官公庁に提出する書類を代行して作成し、手続きを進める仕事です。国家資格を取り、行政書士会に所属して、紹介で仕事を受注します。  移って来てすぐ、7月に山口商工会議所の「山口起業カレッジ」を受講しました。人前で発表することや事業計画作成はいい経験になりました。何よりも知り合いが増えて人脈作りにとても役立ちました。  2016年秋にスタートした「やまぐち創業応援スペース mirai365」は、創業を志す人やビジネス拡大を目指す人を応援しようという施設で、商店街の中の建物にカフェやコワーキングスペース、シェアオフィス、創業したい人の出店スペースなどが整備されています。時々立ち寄って、入居者の仕事ぶりを拝見したり、情報交換をしたりして、刺激をもらっています。  山口商工会議所のほか、地元の消防団等にも入り、楽しみながらネットワーク作りができています。行政書士会からの紹介だけでなく、こうした付き合いから仕事をいただけることもあるので、大事にしたいと思っています。

地方への移住にあたり不安だったことは? 実際は?

 「山口は閉鎖的」というイメージを持っていましたが覆りつつあります。また、「飲みに出かける機会がなくなるかも」と思っていたのですが、湯田温泉という繁華街が事務所兼住まいのアパートから歩いても行ける距離で、行こうと思えばすぐ行けますし、誘ってもらうことも増えました。

山口の魅力は?

 山口の人は、一旦顔見知りになると面倒見がいいですね。ご近所の人とも出会うと言葉を交わすし、よそものを受け入れてくれます。こうすべき、こうした方がいいと、特に年配の方は熱く語ってくださいます。  商工会議所、消防団等はこっちに来なければ入らなかった。入らないとできない経験をいろいろさせてもらっています。腹を割って話せる相手もできましたし、仕事の幅も広がりつつあります。  祖父母とも近くなって、来てよかったと思っています。

山口に住んで戸惑ったことは?

 夏が暑くて冬は寒い(笑)。毎日、夕方5時半に渋滞が起きることにはびっくりしました(笑)。 マイカーがないと困る。自転車も山口に来て買いました。商店の閉店時間が早いこと、山口市内に映画館がないこともマイナスポイントかもしれませんが、「住めば都」で特に不自由さは感じません。  飲みに行った時「終電に間に合わないからこの辺で」という切り上げ方ができなくなって、いつまででも飲んでしまいます。

今後の展望

 1人でも多くの人に出会って、僕という人間を知ってもらいたい。仕事面でもプライベートでも山口で地盤を築いていきたいです。

移住を考えている人・移住してきた人にアドバイスを

 UJIターンを考えている場合は、とにかく一度、実際に来てみることをお勧めします。多少貯蓄はあった方がいいけれど、親身になって面倒を見てくれる人もたくさんいるので、早い方がいいと思います。 
 移住したら、市広報や商工会議所のホームページなどに出ている情報も利用して、いろいろな機会に自分から積極的に出て行って、知り合いを増やすようにするといいと思います。山口の人は日曜夜にはあまり出歩かないので、できれば平日昼間にあちこち回ってみるといいですよ。

 取材年月:2017年1月

山口県山口市錦町2-18

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