山口暮らしを体験してみる

先輩移住者の声

voice No 8

藤村 康平 さん

[山口市秋穂二島在住]

農業

いつ・どこから・なぜここに?

 もともとここの生まれで、愛知県内の大学に行っていましたが、2013年春、思うところあって帰って来ました。

現在の状況・感想

 祖父が大規模に農業をしていて、父も定年後に農業をしています。司法試験に受かった兄はおそらく帰って来ないので、僕が後継者ということなのですが、帰って来てから実際に農業を始めるのに1年かかってしまいました。支援を受けるのにも時間がかかりましたが、2014年11月から始めて、キャベツと花を植えました。農業は天候に左右されますし、僕もまだ未熟だったりして、収穫や売り上げはなかなか思う通りにはいきませんが、植えつけの計画や作業は自分で考えて動けるので楽しいです。

地方への移住にあたり不安だったことは? 実際は?

 地域の人とのつきあいがうまくできるか心配でしたが、自分が真剣に話せばわかってもらえると感じています。

山口の魅力は?

 日本酒がおいしいと思います。地元でとれる魚やあとう和牛もおいしいです。

山口に帰って来て戸惑ったことは?

 名古屋に比べると交通が不便。自動車がないと困る。そして車の運転が荒っぽいと思います。名古屋も荒いけど、山口も荒い人が多い。

山口に帰って来てよかった? それはなぜ?

 会社組織の中で命令されて働くのではなく、気長に自分のペースでできる農業に携わることになってよかったと思っています。収益が上がらないのは自分が悪いととらえることができて、それなら次はこうしたらいいと工夫して取り組めるので。今年は花に頼らず、イモやナスにも挑戦します。

今後の展望

 このあたりは大規模農家、1000万円プレーヤーも多いところで、目標になります。僕もいつか農業法人を立ち上げてやってみたい。父が祖父から受け継いで農業をやってくれていたので、僕も帰って来て入りやすかった。今は意見が違うところもありますが、話し合いながらやっていきたいと思います。花や野菜は上手に作れるとうれしいものです。自分が食べておいしいと思う品種を探して、きっちり作りたい。花を買う人にきれいだと思ってもらえる花を作りたいです。フリージア、水仙、トルコキキョウ、カスミソウなどのほか、需要のあるハイブリッド・スターチスや極楽鳥花といわれるストレチアなどもきれいに咲かせられるようがんばっていきたいと思います。

移住を考えている人・移住してきた人にアドバイスを

 山口の人は素直でフレンドリーだと思います。わからないことがあったら遠慮せず聞くといいです。わからないまま声をかけてもらうのをじっと待っているのではなく、自分から動かないとだめです。聞けば教えてくれて、そのあとも気にかけて面倒を見てくれますよ。

 
取材年月:2016年1月