山口暮らしを体験してみる

先輩移住者の声

voice No 4

高橋 功 さん

[山口市小郡在住]

パン屋

いつ・どこから・なぜここに?

 もともとは島根県の生まれですが、大阪の専門学校に行っていた時に両親が山口に移ったので実家は山口。広島、東京で修業をしながら「いつかは山口で開業したい」と思っていました。フランスの伝統製法とこだわりの素材で人気を博す有名ブーランジェリーで10年間働き、シェフを務めたりフランスに行ったりいろいろ経験しましたが、10年という区切りと自分の年齢を考え併せて、2014年春、40歳の時に帰郷しました。

 帰って来てからはパン屋で働きながら開業する場所を探し、山口市の起業塾に参加していた時に現在の物件に出会いました。人気のケーキ屋さんでしたが、移転されることが決まっていたので話を進めまして、2015年12月にオープンしました。

現在の状況・感想

  現在は妻と2人でやっています。前のパン屋(ブーランジェリー)と同じく、ライ麦から起こした液体天然酵母を使い、低温長時間発酵で熟成させるというフランスの伝統製法で作っています。おかげさまで「生地がおいしい! こんなパン屋さんができるのを待ってたのよ。」というお声もいただき、遠くは岩国や萩からのお客様もあります。仕込みに時間がかかるので、休みらしい休みはなかなか取れないのですが、「フランスの人が食べるパンを山口の人にも食べてもらいたい!」という思いで取り組んでいます。

地方への移住にあたり不安だったことは? 実際は?

 妻も周南市出身なので山口に帰ることに抵抗はありませんでしたが、子どもたちがなじめるかどうかは心配でした。でも、子どもは順応が早いですね。元気に過ごしています。

山口の印象? 魅力?

 人がみんなやさしいと思います。店をオープンした時もあたたかく迎えていただきました。時間がゆっくり流れていて、落ち着いて生活できています。

山口に住んで困ること?

 大きな商業施設がないのでさびしいと思うこともありますが、特に大きな支障はありません。

山口に来てよかった?

 パンを作ることが好きで天職だと思いますが、東京では仕事に埋もれる日々でした。自分を見つめ直すことができて、希望どおり開業できた。帰って来てよかったです。両親もそばにいるので安心です。

今後の展望

 このフランスの伝統製法で作ったパンを初めて食べた時、「こんなにおいしいパンがあるんだ!」と感動したんです。それを山口で多くの人に食べていただきたい。甘いおやつ的なパンも作りますが、食事としてのパンをもっと幅広く作りたい。
「ブレリック」という店名は「ブレッド(パン)」と「パブリック(公共の)」を合わせた僕の造語で、いずれはカフェ的なことも始めて、お客様に店を使ってもらいたいという思いを込めています。

移住を考えている人・移住してきた人にアドバイスを

 外で何か新しいことを身につけて、それを山口に持ち込んで、山口を活気づけることができればという思いを持って臨むといいと思います。僕は起業塾に参加したことでネットワークが広がりました。いろいろな情報が得られるし、刺激も受けるのでUターンや起業に関する支援制度は利用した方がいいですね。地元の銀行さんともつながりができてお世話になっています。助かっています。山口はいいところですよ。

 取材年月:2016年1月

山口市小郡新町7-1-34

ベーカリー ブレリック

〒754-0031 山口市小郡新町7-1-34
TEL 083-929-3100
営業時間 [月・水~金] 9:00~19:00 [土・日・祝] 8:00~19:00 ※冬季 [月~金] 9:00~18:00 [土・日・祝] 8:00~18:00
休み 火曜日・第3水曜日